- 投稿 2019/06/03 更新 2019/07/01
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長寿大国・日本
2018年に発表された「平成29年簡易生命表」によると、日本人の平均寿命が過去最高を更新して、男性は81.09歳、女性は87.26歳となりました。
日本人の平均寿命は男性が香港、スイスに次いで世界3位、女性が香港に次いで世界2位となっています。
日本人の平均寿命の伸びの理由は癌の死亡率が下がったことが大きいとされており、加えて心疾患と脳血管疾患の死亡率の低下が影響しているとされています。
健康で長生きするということ
そんな平均寿命の長い超高齢化社会の日本ですが、OECD(経済協力開発機構)によると国内の認知症患者の割合は先進35か国中でもっとも高い数値でした。さらに、日本の認知症患者は予備軍も含めると約800万人にも上るといいます。
2015年に国際アルツハイマー病協会(ADI)が発表した「世界アルツハイマー病 レポート 2015」によると、2015年時点で4,680万人と推定されている世界の認知症人口も、2030年までに7,470万人に増加し、2050年までに1億3,150万人に増加すると予測されており、世界的にも増加の傾向がある認知症。
現実に、私の祖母二人は80歳まで存命でしたが最期は自分の子供さえわからない状態でしたし、私の義母も同様です。
せっかく長生きするならば健康でいたいものですが、自分がどうなるか、成り行きにまかせて良いものでしょうか。
認知症の治療と予防
認知症の中でもっとも多いアルツハイマー病は、根本的な治療方法はなく発症する進行を遅らせる薬の処方がされるのみです。しかも高価です。
一方で、運動・睡眠・メンタルケアなどの生活習慣の改善である程度が予防できることも分かってきました。
治せない、けれど予防できないわけではない。
ならば、まず大事なのは日常生活における予防です。
身近な家族や自分のために、できることを調べてみたところ、認知症のみならずいわゆる生活習慣病の改善にもつながるようなヒントがいくつもあったため、まとめてみました。
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